理学療法士になるには、大学や専門学校の理学療法学科などで専門的な勉強をする必要があります。
入学前の経歴に関わらず、ほぼ全ての学生が初めて学習する分野も多く、分からないことを放置してしまうと取り返しのつかないことにもなりかねません。
理学療法士になるために理学療法学科に進学するのなら、入学前に必要な準備を整えておくことをおすすめします。
スムーズな学習につなげられるので、理学療法士になるには重要なポイントになるでしょう。
目次
- 理学療法学科への入学前に準備しておきたいこと
1.数学、英語、物理を重点的に学んでおく
2.継続した学習ができる環境・習慣を身につけておく
3.身だしなみから意識を変える
4.コミュニケーションスキルも必要 - まとめ
理学療法学科への入学前に準備しておきたいこと
理学療法の養成校に入学する前に準備しておくとメリットのあることを紹介します。
これから理学療法士を目指す学生の方は、この機会に今からできることをチェックしておきましょう。
<数学、英語、物理を重点的に学んでおく>
理学療法士を目指す際には、特に数学、物理、英語の科目を勉強しておくことがおすすめです。
理系の科目を多く学ぶ理学療法学科において、数学と物理の知識は欠かせません。
特別に専門知識を学ぶ必要はありませんが、あらかじめ苦手意識をなくしてスムーズに勉強できるように意識改革をしておくといいでしょう。
理学療法士は英語の論文などを読む機会もあるので、ある程度の英語力があると便利です。
英会話ができるほどの能力は必要ありませんが、読む力は鍛えておくことがおすすめです。
<継続した学習ができる環境・習慣を身につけておく>
理学療法士として働いていくのなら、常に新しい知識を求めていく学習意欲が大切です。
理学療法に関する医療技術は日々進化し、私たちの生活を変えています。
その変化についていけるだけの学習習慣と環境を早期から身につけられれば、将来的にも安定して仕事を続けることができるでしょう。
理学療法士として仕事をするためのスキルは入学前から学べるので、意識して継続学習を習慣化してみるのがおすすめです。
<身だしなみから意識を変える>
理学療法士に限らず、医療専門職に就くということは周りからプロフェッショナルであると見られます。
身分は学生であっても、講義に来て下さる先生方はドクターをはじめ、その道の専門家であり、また実習に赴く際には指導者はもちろん患者様と常に触れ合うことになります。
そのためには身だしなみを整えることも重要な要素です。入学後にはついつい茶髪にしたり、ピアスを開けたい方もたくさんいるでしょう。
自由に自らを表現したい気持ちがあることも理解できますが、こういった医療系の学校では出来るだけ清潔にして、品位を損なうことのないよう意識を変えていきましょう。
<コミュニケーションスキルも必要>
理学療法士には、コミュニケーションスキルも必要です。
上司や同僚と円滑に仕事をすることはもちろん、対応する患者さんと良好な関係を築くためにも、基本的なコミュニケーションスキルが求められます。
勉強も大事ですが、同時に今だからこそ出会える友人やアルバイト先の仲間などとの交流を大切にし、コミュニケーションスキルを磨いておくといいでしょう。
まとめ
理学療法士になるには、大学や専門学校の理学療法学科で教養課程を学ぶ必要があります。
大学でも専門学校でも理学療法士になるための勉強内容は変わりません。
どちらも決して簡単な道のりではありませんが、事前にどのような勉強をするのかを把握し、それに向けて準備しておけば入学後の学習への不安も少なくなります。