建学の精神
専門的な知識と技術を習得し、人に愛される人格形成ができること。
1967年(昭和42)に生駒山を眺めることのできる美しい田原の里に「阪奈サナトリウム」を開設、1978年(昭和53)には、生駒市内に「阪奈中央病院」を開設しました。病院にとって、またこれからの社会にとって看護師・理学療法士・作業療法士の育成は重要な責務であると考え、「栗岡学園」は病院周辺地に看護学校・リハビリテーション専門学校を開設するに至りました。卒業した多くの看護師・理学療法士・作業療法士はそれぞれの医療機関で活躍をしてくれています。
教育施設の充実が”教育”にとって大切なのは当然のことです。しかしそれだけで優れた医療従事者は育ちません。専門的な知識と技術を習得し、人に愛される人格形成ができること。これこそが「栗岡学園」の建学の精神なのです。
そのためには、教員の質を絶えず向上させ、学生の教育内容の充実と向上に努めていかねばなりません。「栗岡学園」の教職員全員が一丸となり、学生の教育のために全力投球してくれています。それぞれの学舎と関連グループの医療施設は、”学び”のための最高の環境の中にあります。
今後とも「栗岡学園」は社会的ニーズに応え得る立派な卒業生を送り出すことにより、社会貢献に尽くしてまいります。より多くの方々のご支援・ご協力を頂きたく思っております。
学校法人栗岡学園 理事長 栗岡隆顕
学校長挨拶
リハビリテーションとは「再び(re)できる状態にする(habilis)」というラテン語が語源であると言われています。人は長い人生の中で予期せぬ事故や思わぬ病気に遭遇し、これまで当たり前に出来ていた事が突然できなくなり、生活が一変してしまう事があります。そんな時、その人に寄り添い、可能な限り元の社会生活に戻れる様に積極的に援助する仕事がリハビリテーションの役割です。理学療法はリハビリテーションの中でも主に運動機能の回復を支援する治療を行いますが、対象となる疾患は幅広く、近年その重要性は増加しています。
本校では理学療法士の国家試験合格のみならず、将来、理学療法士になった時、目の前の患者さんにとって最適な理学療法は何かを自ら考え、それを提供する事ができる様な実践的能力の基礎を獲得することを目標にしています。そして、何よりも医療人として、他者を愛し慈しむ心の涵養も目標にしています。
理学療法士を目指される多くの方が、本校の扉を開け、共に学ぶことが出来ますように。
学校長 栗岡英行