学校の正しい選び方

今や理学療法士・作業療法士の養成校は近畿内だけでも40校以上になり、特に大学は著しく増加しました。これら養成校の乱立により医療現場からは質の低下を危惧する声もよく聞かれます。今、養成校はまさに質を問われる時代に突入したのです。

みなさんはどういった基準で学校を選びますか？もちろん理学療法士の養成校を卒業すれば、大学、短大、専門学校を問わず、同じ理学療法士国家試験の受験資格が取得できます。しかし学校ごとに特色や学び方は様々です。そこで真のプロフェッショナルをめざしたいと考えていらっしゃる方に、学校を選ぶときのポイントをお話しましょう。

ポイント1）その学校のアピールポイントを知る

その学校が一番売りとしている部分を調べてみましょう。たとえば他の学校にはない独自の教育や医療技術を指導してもらえるのであれば、就職においてそれが貴方の大きな武器となります。

ポイント2）演習・臨床実習の時間や実習施設のチェック

演習や実習の時間を多く取っている学校は、より即戦力養成に力を入れているといえます。さらに、臨床実習中の指導体制も確認しておきましょう。本校では実習中に担当教員が施設訪問をし、個人指導も行います。このような体制が整った学校ばかりではありません。また臨床実習施設はどういった病院があるのかも確かめておきましょう。本校のような近隣に多くの実習施設を抱える学校はやはり様々な点から学生にはプラスであると言えます。

ポイント3）教員の指導方法や国家試験に不合格時の対応は？

ここが最も大切です。設備も大切ですが、最後はどれだけ教員が面倒を見てくれるかにかかっています。医療専門分野は、独学でできるほど甘いものではないからです。本校は開校当時よりとにかくアットホームな雰囲気だと評価いただいております。分からないことがあればすぐに確認できる、そんな環境であればよりあなたの理解度もより深まることでしょう。

ポイント4）就職実績

出口の部分はやはり最後にチェックしておきたいところです。先輩方がどんな病院や施設に就職し、活躍しているのか？希望する施設やエリアでの就職先がどれだけあるのか？そのあたりもご自身の希望と照らし合わせて確認することが重要です。

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オープンキャンパスなどでは、学校側にとって都合の悪いことはあまり説明しないものです。大事な事ですから遠慮せずに個別相談の時間などがあれば、説明されなかった部分について質問してみるのもいいでしょう。ご相談・お問い合わせはお問い合わせフォームもしくはお電話（0743-73-9861）にてお気軽にどうぞ。