「理学療法士」は障害をもった人の生活を生涯にわたってサポートする国家資格です。主に基本的動作能力(歩く、座る、立つ、起きる等)の回復を図るリハビリテーションの専門家として、その人がその人らしく日常生活を送ることができるようサポートする大変やりがいのある仕事です。専門知識はもちろんのこと、“人”を相手にする職業ですので、人を思いやることのできる豊かな人間性が必要となります。
理学療法のめざすもの
対象となる方々の基本的動作能力を回復させるためのリハビリテーションを行います。それだけでなく、その方のパーソナリティーや社会的背景を正確に把握し、その方自身の努力を促すことも重要となります。たとえ100%の回復は見込めないことがあったとしても、残っている機能の中で最大限の能力を引き出し、人間としての生活の質(QOL)を高めていくことを目的としています。